たまたま点けたテレビにIKKOさんのきもの姿が。
NHKのスイッチインタビュー「達人達」(土・午後10時)。
IKKOさんとブライダルの桂由美さんがお互いをインタビューしているのですが、ここではきものに焦点を当てましょうか。
桂さん家に尋ねたときはシルバーの訪問着。
こちらはうまく写真が撮れなかったけど、自分の家に桂さまをお招きしたときのきものは紬。
結城でしょうか。最近少し太ったね。
白ベースの帯に、帯締め&帯揚げに朱を利かせて艶やかさを出しています。
450足の靴、ものすごい数のきもの。でも彼女の家ではすべてオブジェになる。
いや、もうこの番組、IKKOさんの美の秘訣がいっぱい。
修行時代に「きょうの食事はなし」とご飯を食べさせてもらえなかった話や、20代で和の世界に目覚め、研究し創り上げた「行方不明」という和ヘアは、だれにもマネできない境地に。
「和髪」に目をつけたのも成功の大きな要素だと思う。
高い専門性が必要なので少数派。
この分野での成功があるからこそ、本物オーラを放つ。
女性を美しくしたいと美容の世界に入ったIKKOさん、人だけではなく自分を磨くことにも、ものすごい努力で、撮影時には、女優さんの所作を眺めて、「きれい」と思ったらすぐに取り入れるそうです。
このきれいな脚。
これは美しい座り方教示。少し前のビデオ。
歩き方、立ち方など、美しくあるとはどういうことかと日夜研究ーIKKOさんは一日にして成らず、を実感しました。
この人を見ていると、「女」であるだけでは決して「女」にはなれない、まして「美しい女」にはなれないのだなあ、とため息。
これほど、衒いなく、まさに「なりふり構わず」、というと矛盾があるけど、美を追求できるのもこの人が男性だからなんだろうな、と。
そして、自己満足、自分だけの世界に溺れず、常に広い世界を見ているって感じがして、まだまだ何かやってくれるという期待を持ってしまいます。
IKKOさんのお母様よ。そっくりですね。
下に少し覗いているのがIKKOさん。
私の「憧れの女性」の項目のなかで一番多いかもしれないIKKOさん、
自分の高度な技術を、自分の身体を使って体現、もう自分をも作品にしているよね。勇気、気概が必要だと思うわ。
美って学び、努力するものなのね。
再放送は11日深夜0時からよ。興味のある人はしっかり見てね。
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