「今までに経験のない~~」とのアナウンスがしきりと流れてきます。
このところ、台風ばかりではなく、今までに経験のないことばかり起きています。
朝方、あまりの雨の激しさに目が覚めて、家中の窓を閉めて回りました。やたらと窓が多い。陋屋ですから、外の風や雨などの自然現象が自分の身体のように直に響いてきます。それもまたよし。
ほかの方々のブログ、読み込んでいるうちにアップ、遅くなってしまいました。他の方々のブログ、本当に面白い!ためになります。感謝。
9月といえば、着物の世界では夏物から単衣に変わる時期です。

木綿唐草帯で。
寒暖差が激しくて、一日に何度も服を着替える日が続いています。
その点、着物は、身体も心もきちんとするせいか、着ているだけで、びしっとします。
いろんなこと落ち着き、展覧会など一人きものでいいから行きたいと思うのですが、暑さと予約必要で、なかなか気軽に行けません。
せめておうちの中だけでもと小千谷縮着てみました。

帯チェンジ。
嬉しいコメントをいただきました。
「~~紳士用の浴衣を着てみました。半幅帯の結び方は、習ってもすぐに忘れるのでユーチューブで。形はともかく結べました。明日は、また別の浴衣と帯をして、友達に見せに行こうと思います。出かけなくても、写メに収めるだけでも、満足できるものですね。」
こういうご報告、ほんとに嬉しいです。着物は、着るだけで日常に新鮮な光を当ててくれます。無気力になりがちなときに、活(喝)を入れてくれます。
半幅の帯結びは難しいから。はい、帯結びは予想に反して半幅結びのほうが難しいと思います。

着物はそのイメージとしてきちんと感必要とか、老けて見えるので嫌という人いるのですが、私の若い友人も、老けて見えるから~~とはっきり言います。「きものは老けてみえる?」
でも、着物は着れば着るほど、若返る唯一のファッションです。

老けて見えるとの思い込みにはいくつか理由があって、まず、①ファーマルを着物だと思っている。洋服でもカジュアルよりフォーマルのほうが落ち着いてみえますね。② ヘアを作りこみすぎる。 洋服だとニュアンスヘアといって、乱れているほうが雰囲気出ることが多いのですが、きものヘアはとにかく乱れるとまさにだらしなく見える。そのため、きっちり作りこみすぎる。それゆえ、老けてみえるんですね。

ぜったいにニュアンスヘアができないボロボロ・ヘアですが。「きもの老けないポイント」 1 半襟はお花の刺繍など可愛いものを2 正統派のジュエリーはつけない。3 ヘアアクセサリーは洋装用を
以上は雑誌からですが、こういうのもポイントかもしれないけど、一番大事なのは、いいキモノを大事に着るのではなく、プチプラを少し乱暴なくらいに何度も着ることだと、紫苑は思います。
あまりにいいキモノだと、どうしても汚したくない、と動作がぎごちなくなる。汚れるからとあまり着ない。
でも多少汚れがある着物でも何度も着る。着物は少しでも汚れがあると、そのお値段はただ同然になります。だからそんな着物をプチプラで買う。汚れなんて、そんなに目立たないモノです。

ワタクシ、自己流にきものを着ておおよそ10年、最初のほうが緊張、着物着てるぞ、と意識過剰で老けているのです。
着付け教室などで習うのは本式、フォーマル、「こうしなければならない」が多く、でも、自己流は自分に合わせて着付けるので、プロを目指すのではなければ、自己流で十分、だと思います。
プロの着付けに反対するものではありません。それぞれ目的が違うということです。

でも、まずは浴衣から、そして仰る通り、おうちで写真を撮るそれだけで新鮮、イベントになる!
一人でも着物着てくれる人増えると嬉しい、着物推進委員の紫苑でした。
最後までありがとうございます。
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