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Channel: ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫
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会津木綿にパッチワークエプロン&「傲慢と善良」辻村深月

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コロナ禍、経済との「共存」もあって、すごい混乱。
自宅でパソコンやスマホを見る人が増えたせいで、視力の低下から頭痛などの不調を訴える人が増え、NHKでは目の使い過ぎが身体にどんな悪影響を与えるか放送していました。「隠れ近視の子ども増加か」
シニアにとっては目の使い過ぎは認知症リスクアップにつながるとか。
その対策として、一日二時間!くらい太陽の光を浴びる、20分くらい近くをみたら、6メートルくらい遠くを見る。
そんなわけで、お天気のいい日は
できるだけ外に出ることにしました。
介護の本など読んで気づかれしたので、着物で気分転換です。
会津木綿を着用。先に作ったエプロンをして。
自作会津木綿です。襦袢は着ないで木綿のタートルです。ついでに襷がけ。
暗く写ってしまいましたが、後ろの帯が邪魔。襷もゆがんでしまいましたね。
前に読んだ辻村さんの「かがみの孤城」が面白かったので、「傲慢と善良」を読んでみました。

婚活の話です。結婚するにも大変な時代。39歳の男性と35歳の女性。婚活で知り合った女性が、ストーカーにあっているとかで助けを求め、しかし、いきなりいなくなる。心配した男性は、彼女の行方を捜して過去の婚活相手に会いに行く~~。婚約者がいなくなり、行方を追うという話は宮部みゆきの「火車」と同じですね。ところが~~。

いきなりですが、風邪予防のためにネギとショウガをいっぱい使いネギと肉団子のとろとろ煮を作りました。美味しいです。ごま油でネギを炒めて。
鮭とお味噌汁とで。全部で2百円くらいです。
本のタイトル、傲慢と善良は、いまどきの若い人の特徴?「傲慢でありながら善良」を表しています。自己愛が強いのに、自信がなく、いい人であろうとする。常に相手を値踏みする。「この人は70点、80点」これは作者の言葉です。
読み進めながらも、どの登場人物にも感情移入できないなあ。婚活で知り合ったのに一年半も結婚しないとは。
それでも読んでしまうのは...最近の婚活事情と、人の過去への好奇心のなせる業。もちろん筆力も。うまくまとめて、一応ハッピイエンドです。
親世代のけなされようもすごくて、それは多くの子どもたちを「姫、殿」として育てている、その結果の「自己愛過剰」ですね。いや、確かにここは思い当たる~~。
「過度の思い込みとそうであって欲しいという願望を現実と取り違える」確かに、そうかもしれません。
でもそこから抜けでるのは至難の技。悟りの境地?
帯が逆に邪魔なので帯を取りその上にエプロンをしました。
帯エプロンでも作ろうかしら。
就活、婚活、終活~~。最近は、すべて意識的にやらなくてはうまくできなくなっているのでしょうか。
好きなことやっていたら、その延長で就職して、好きな人と一緒にいたら、結婚してて、年を重ねていつのまにか逝っていた、というのは遠い過去のこと?
文明は進歩して豊かになったはずなのに、肝心なことが置き去りになっているとは、どうしたことか!
著者は言います。「自分の欲しいモノがわかっている人は迷いがなく、うまくいく」
うまく逝きたい、ものです~~。
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