本日は涼しく気持ちいいお天気です。梅雨になるまでは気持ちのいい日が続きますね。四季を楽しめる日本の気候、最高です。
このところ、買い物など、「なぜ人はモノを欲しがるのか」といった当たり前といえば当たり前ではありますが、そんな関係の本を読んでいます。というのは、私は少しでも油断するとモノが欲しくなるほうなんですね。

副題は「なぜいらないものまで欲しがるのか」少し古い本(2000年)ですが、それだけに当時のアメリカの消費傾向が詳しく、わかりやすく書かれています。
2000年といえば、日本ではバブルが崩壊して少しあと、でもまだリーマンショックの前ですね。アメリカでは、景気の後退もあり、「消費」が「浪費」とも言われるようになり、「買い続ける生活」に疑問が出始めた頃です。
この中で著者は、「人は自分より少し上の階層の人が持っているモノを欲しがり、買う傾向がある」と言っています。
確かに。私の着物熱もそうですが、少し頑張れば手に入るモノを買う⇔買い過ぎる、ワタシ。
あまりの上では手が届かない、でも少し上なら、「少し頑張れば手に入る」同じものを手に入れると、その人と同じ階層になったような気になれる。
「競争的消費」というそうです。でも自分のその傾向に気づいている人がそれほど多くないと。もひとつ「ディドロ効果」とは、高価な贈り物をされた人がそれに見合うモノをどんどん揃えていった結果、貯金がどんどん減り後悔したということから、ディドロとはフランスの哲学者の名前です。「アリエリー教授の行動経済学」でも。

買わなくなるまでには著者は、
①本当にそれがないと生活できないか考える。②今あるモノを捨ててから次を買う。③捨て日記を始める。これは仕事のストレスなどむしゃくしゃする気持ちを書いて、それを捨てる!という方法。
こちらはストレスを捨てる!ですね。

で、気分転換には~~、

さて、

「浪費するアメリカ人」には「隣のダウンシフター」との章があり、こちらはだんだんに出現しつつある、「所得も消費も減らしてとのライフスタイル」を選ぶ人たちです。彼らの方法も面白いので、こちらはまた次に紹介させてください。
買わないと経済は減速するかといった視点もあります。
断捨離も「捨てる」だけではなく、「買って捨てる」という方向に来ているような気もします。たががモノ、されどモノ、モノとの戦いは続きます。
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