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「やがてお金は絶滅する」そうな。「22世紀の資本主義」成田悠輔著

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本日もいいお天気です。それよりブログ開くと「goobブログ」11月に終わるそうで。そのあとどうしますか?まあ、これはあとで考えよう。
さて、こんな本を読みました。この人の本を読むことになるとは。かつて老人についてあれこれ言い物議をかもした人ですね。

心象風景~~?
「お金は絶滅する」の言葉に惹かれて本を開くと、「まさに、本当だわ」と頷く文字がいっぱい。
曰く☆お金は人類の恥部である。☆お金はみなが話したがり、同時に一番話したがらない存在である。☆ みんなお金が大好きだ。年収アップとか資産形成やらFIREやらのゴミみたいな書籍が溢れている。☆現代の知識人は素人であるべきである。~~なので、この本は私が研究者として終わるための本である。
で、ここからが本題。疑問① そもそもお金とは何だろう?② なぜお金はいるんだろうか?③ お金はこれからも  必要であり続けるだろうか。
こういう問いの答えを誰も持っていないことに気づく。だから自分が解き明かす、という流れになっています。
「22世紀の資本主義」(文春新書)
「お金は絶滅する」あるいは「してほしい」の根拠は、何をやっても、お金と数字に換算されることへの苛立ちでしょう。
特にこういう優秀な人は「あいつはあんなバカをやってこんなにお金を稼いでいる」比べられたくない!
一方、介護者といった人は大切な労働に従事しながらも少ないお金しかもらえない。
あるいは芸術、工芸一般。
すべてお金換算されることへの疑問、不公平感を抱く人は増えている気がします。
この人の提唱(希望?)するモノ、価値への向き合い方は「価値をその人が決める」
つまり「価格がなくなる」「値段をつけず、価値が高いとか低いとか比べない経済」だとか。
イメージできますか。
そうするための論と方法を延々と述べていく~~。


私自身、「節約生活」をするようになり、お金に関して考えるようになりました。
できれば、そんな話はしたくない。得意でもないしね。
私がやっているのは「節約」というより「お金を使わない」だけだしね。
できれば、「お金と距離を置きたい」これを実現したい、その方向に進みたいなと。
ゆえに、私の「節約」がイマイチ歯ごたえを感じさせない、物足りないのは結局「(必要以外)買わない」だけだから((笑)と薄々感じていたことに気づかされた。


著書の裏にある「稼ぐより踊れ」という彼の言葉は、「好きなことをやって暮らしたい」という最近とみに増えていることの別の言葉、に思えます。今はその「好き」さえ、お金(数字)で評価されているけどね。
これからはお金にのめりこむ人とお金離れ?する人とこちらも二極化が進む、気がします。
本は、☆売上ゼロの一兆円企業。それは人は未来が好きだから~~。☆私は詐欺師☆暗号通貨0から4兆円、そしてゼロになった話とか、エピソードが満載です。それを読むだけでも面白いです。
理論部分はほとんど理解不能。それより思わず笑ってしまう。それは著者のお金への怨念?「こんな社会」への怒りなどの熱量を感じてしまうからでしょう。
売れるはずだわ。
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