薄ものでも、透けない半襦袢・黒地の紗
先に「薄物・半襦袢にご用心」 との記事をアップしたところ、 あこさまから 貴重なコメントいただきました。 以下、転用させていただきます。 「半襦袢の裾ラインを、後ろの方にいくにつれて ぐいっと短くすると良いと、 ある人に教えてもらったのよ」と言ってたんです。前は長め、後ろは短めの、 ボブヘアーみたいな感じになります。 半襦袢の後ろは、おはしょりの長さぐらいに...
View Article知人との食事紗紬&娘の酵素断食
東京は梅雨空が続いていますが、 激しい雨は降らず、曇り模様、 涼しいうちにきものと、梅雨の合間、 知人と食事をしてきました。 このところやることがあって、きものお出かけ 出来ませんでした。 チョイスしたのは、この何年か手を通すことの なかった紗紬。 いまの時期を逃すとまたタンスで眠ったままに なるなあ、と。 色無地なので、帯を選ばないと重くなります。 そこで帯は木綿のバティック。...
View Articleお太鼓の大きさを考える~~ずっしりとすっきり
先に紹介した三冊のきもの本。 拝読していて気になったのはそれぞれの お太鼓の大きさです。 「YOKOMORI流スタイル」(主婦の友社)に 載っていたこんなページ。 「お尻が大きく見えるのはどっち?」との 見出しで、お太鼓の大きさ&垂れの長さで 左・お太鼓大き目・垂れ長め(8~10センチ)と 右・お太鼓小さめ。垂れ短め(5・6センチ) でどちらがすっきり見えるかを比較、検討。...
View Article映画「花戦さ」&紫陽花帯転じて~~
東京は週末、暑くなるのとことでしたが、 予想に反して雨模様。 涼しい。 この涼しさに、きものお出かけは今だ!とばかりに、 麻の紫陽花帯&小千谷縮。 野村萬斎主演の映画「花戦さ」を観てきました。 利休との確執から、彼を切腹に追い込んだ秀吉。 花を生ける僧池坊専好が、尊敬する利休のため、 花で秀吉をいさめるとのお話。 利休に興味があるんですね、わたし。 「お茶」→...
View Article銘仙を浴衣風に着てみる&都議選前日投票
そろそろ手放そうと思っていた、 萩柄の銘仙。 銘仙というと、若い人の着るものとの イメージでしたが、シックな銘仙は珍しいと フリマでゲットしたもの。 「フリマ&ショップの戦利品」 二千円だったのね もう少ししたと思っていたわ。 お得な買い物。 もう着て出られないでしょう、 しかしいい柄、どんなものかと着てみたら、 意外にまだ合う? 前に着たのは、2013年の...
View Article夏キモノ、天国と地獄・家族のために断捨離か。
いよいよ夏本番、といっても すでに暑い日が続いていますが。 この辺りで薄物の整理をしようと いろいろ引っ張り出して眺めていたら~~。 麻やら絽やら鳴海絞りやら~、うっとり。 愚息が帰ってきた、というか帰ってくるまでに 仕舞うのを忘れていました。 娘が酵素断食をしているので、娘までいる~~。 もう終わったけど、後食も決まりがあるらしい。 いろいろ多忙で、ついそのままに。...
View Article夏キモノを長羽織にしてみる。
このところ、羽織は着なくなってしまいました。 それでも、三原さんの「シンプルきもの」のコート風 長羽織など眺めていたら、 コート風の長羽織もいいなと思えてきて、 試しに、夏の薄もので作ってみました。 「ききょう夏大島を対丈で着てみる」 使ったのは、一度アップした短い紗。 (夏大島なんて書いたけど間違いでした、 すみません) 結構簡単で、襟とおくみをはずし、 裾を短くして、...
View Articleこれだもの、モノ減らないはずだよね
断捨離というかお片付けの真っ最中? モノって、70%くらい減らさないと 減った、すっきり! との実感ないそうです。 70%だよ、70%。 100枚のきものがあるとして70枚処分 するということ。 ちょっと無理だよね。 ~~そんな理想は箪笥の奥深くに 仕舞っておいて~~。 麻の夏物のスカート、見つけた。 スカートの上に布を二枚、前と後ろに重ねてある。 こういう重ね着好きだったけど、...
View Article猛暑のなか、きもののメッカ?~目白花想容に・琉球尽くし
猛暑が続いています。 そんな中、きもの友達と花想容に。 お目当ては、 東京キモノショーで再会した下駄草履の一脇さん。 「キモノショーで、大笑いお召し替え」 「七月に花想容でやるよ」とのことでした。 朝一番に行ったのに、もう何人ものファンが 出待ち、ならぬ始まり待ち? 人気あるねえ。 32度という暑さのなかチョイスしたのは、 琉球模様絹上布&麻帯。 帯揚げは茶屋辻模様モノトーン。...
View Article猛暑のきもの・ダブルブッキング・娘のファッションショー&襟洗い講座
東京は今年一番の暑さだったそうです。 なんと35度。 そんな中、まさかのダブルブッキング。 一日に二つのイベントが重なってしまいました。 猛暑、きものシリーズ第二弾です(笑) 娘のファッションショーと大江戸日本橋夏稽古の 襟洗い講座です。 襟洗い講座に申し込んだあと、 娘のショーの日時が決まり、 どうしようかと迷ったのですが、 時間を見ると、どちらも行ける時間帯でした。...
View Article目からうろこのきもの扱い~~神田三島染色・三島さんの襟洗い指南
先にちらとご紹介した三島正義さんの「襟洗い指南」 汚れたきものを持参して、きれいにしてくださって いろいろお話もしてくれて、無料! 驚きですよね。 少し遅れて到着したので、最後のほうに なってしまいましたが、これがよかった。 ほかの方の襟汚れやらきものの悩みやらの解決法やら いっぱい聞くことができました。 覚えきれない、紹介しきれないのですが、 できるだけ紹介してみます。...
View Articleアントニオ・ガデスのフラメンコ・シネマを観る・縮&木の葉帯
フラメンコといえば、この人ガデスの 「アントニオ・ガデス舞踏団inシネマ」を 観てきました。 東京は変わらず暑い、32度かな。 猛暑きものお出かけ第三弾です(笑) もっと早く行きたいと思いながら、 つい日延べ。 今週で終わるので、所用で出かけたついでに 恵比寿まで足を延ばしました。 帯板はなし。 人に会うので、絽の小紋を用意していましたが、 いや、やはり小千谷にしました。...
View Article夏キモノ、カンペキじゃなくても許してね
パソコンの調子悪かったのですが、 一度切って休ませたら、治ってましたね。 酷使したので持ち主より先に 夏バテかも~~。 紗に絽に麻~~。 紗のなかにも紗紬に紋紗やら紗袷やら、 絽にも縦絽に絽縮緬に、五本絽に七本絽~~、 麻にも上布やら小千谷やら~~。 その上浴衣~~。 薄物の着用は二か月しかないのに、 その種類の豊富さは、よく言われることです。 実用だけなら、麻と浴衣と二枚あれば十分。...
View Articleわが家は発酵生活~~発酵断食の成果
先に娘が発酵断食に挑戦。 「娘の発酵断食」 その結果、私まで発酵生活をするようになりました。 娘の成果としては、二日(三日?)で 体重2・5キロ減って、 娘は「もっと減ってほしい」と 不服そうでしたが、 母としては、そのくらいでいいよ。 体重減少より、なによりよかったのは、 娘が「食べ物が身体を作るのね」と深く深く、 実感したことです。 娘は食べるの大好き。...
View Article服が燃えた!~~ので?浴衣でも
夕方、せっせと料理をしていて、 ガス台の向こうにあるものを取ったとき、 洋服に火が点いた! 気が付かないまま、何か焦げ臭いな、 身体の横が暑いな、と思っていたら、 暑い、ではなく熱い、だった。 ちょっとびっくりして、水をかけたけど、 消えない。 あわてて脱いでようやく消しました。 しかし、着ていた素材が麻だからよかったけど、 これで化繊だったら、確実に火傷してますね。...
View Article仕事仲間と夜の銀座で暑気払い・絹芭蕉
しばらく東京を離れていました。 帰ってきて、仕事仲間と銀座で暑気払い。 夜の銀座、久しぶりです。 昼間とはまた違う顔。 銀座シックス。光がきれい。 三越はお祭りしつらえ。 和光は夏の食器。 着用は、絹芭蕉。 この着物、しばらく着ていなかったのですが。 絹芭蕉でも洗ったのよ。びくともしないわ。 「麻だと思ったら絹だった」 不安定な天気だったので、雷雨に逢うと思ったから...
View Article帯はやっぱり~~。
先の絹芭蕉に合わせた帯は、 言わずと知れた博多です。 このところ、博多帯に凝っていて、 というか、やはり帯は博多、ではないかと 思い始めています。 特に模様のあるきものには、 どんな帯を合わせたらいいのか迷いますが、 博多なら、どんな模様にもドンピシャ、合う。 さすが、ニッポンの伝統です。 「黒バラ小紋~~いろいろ変える」 「柄 オン柄」のコーディも、考えるの楽しいけど、...
View Article藍の鳴海絞り浴衣には、やっぱり~。
本日日曜日の東京はなんと、涼しい こんな日にこそキモノといいたいところですが、 諸処の用事で着用できず。 しかし喜んでばかりはいられない。 各地で大雨被害など。 この異常な天候、やはり温暖化のせいだろうか。 親戚が来ました。 お土産は広島おなじみのもみじ饅頭。 しかし「生もみじ」。 「生もみじ」なんて、 私が子どものころにはなかった~~。...
View Article麻のバッグを帯にしてみる&もひとつ
きもの初心者の頃には、カーテンやら布やら 何を見ても、 「あっ、これ帯にできるかも」 と思ったものです。 幾歳月か経ち、今度は バッグを見て、 「アッ、これ帯にしてみよう」と 思ってしまった。 かなり前に購入した麻のバッグです。 大島紬のパッチワークが気に入ったものの、 持ち手のバンブーが一つなので、 何を入れても不安定~~。 処分するのは惜しいな、と思ったとき、 ひらめいた?...
View Articleわたし、きものしか持ってませんの
「いつもきものを着ているんですね」 「はい、私きものしか持ってませんの」 こういうと、 「いいなあ、僕もそんなセリフ口にしてみたい」 こう言われたのは先に行った銀座の飲み会。 アッツ、またいい方に「誤解されているな」と 思いつつ、心の内で密かに 「全部プチプラなんですけどね」とつぶやく。 しかし聞きようによっては、ワタクシの言葉、 タカピー(この言葉も古いね)に聞こえるかも。...
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