いろんなものを整理しております。
「捨てる」のに結構困るのは写真、
それも家族写真ですね。
私の世代は、子どもが小さいときは写真はまだ紙焼き。
で、そんな写真やらアルバムやらがいっぱい、
写真ってこんなに重くてかさばるんだと実感した次第。
つくづく嫌になった。
でも写真って、同じ場所の、同じような写真が
重なっているもの。
同じような、そして写りの悪い、
特に自分の写りの悪い(笑)写真はどんどん破棄。
ものすごい量になりましたよ。
でも、それらの写真を見ているうちに、
家族の歴史と、よくもまあ、
こんなにいろんなところに行ったなあ、
と我ながら感心
私、ある時期から女手一つで
二人の子を育ててきたのですが、
それでも夏休み、春休み、冬休み、子どもの行事~~、
温泉、ディズニーランド、遊園地、海水浴と
いろんなところに行ったものです。
当時は楽しみなような、ストレスのような~~。
で、一人で整理しているうちに、
これらの写真、というより思い出を
私一人の胸に仕舞っておくのは
モッタイナい!!
というか、自分がこんだけ
やったんだと見せびらかしたいというか。
そこで、子どもたちにも見せることにしました。
それもただ見せるだけでは、面白くないと、
「思い出パーティ」をやることにしました。
なに、たいしたことじゃない、いつもより
ちょっと美味しいもの作って、食べながら
昔の写真を見るだけ。
済みません。食べ散らかしたあとです。
子どもって、どんなところに行ったのか、
ほとんど忘れているのですね。
日頃の親の悪いところばかり気づいて、
親がこれほど、精根傾けて育てた(おい!!)ってこと、
ほとんど憶えていない。
まあ、そりゃあ、そうですよね、
未来を考えるのに忙しくて、過去のことなど
思い出している暇はない~~。
でも、ときにこんな昔の写真、取り出してみると
食い入るように、もちろん、自分を(笑)眺めています。
「そうか、お母さんは、こんなに私たちのことを
思ってくれていたのね。
こんなにいろんなところに連れていってくれたのね」
とは、もちろん口にはしないし、
思ってくれるはずもない、のですが
それでも、眺めているうちに、私としては、
よくやってきたな、と自己満足を
いや、もうこれでしっかり義務は果たした、と思いましたよ。
ときどき、思い出の写真を取り出して、家族で眺めるのも
家族円満のためいいかも。
これがパソコンに入っている画像では、
なかなかみんなで見られないものね。
そうでもない?
ギリギリ、アナログでよかった
でもね、写真は、ある程度整理してからにしましょう。
この写真、「捨てる、捨てない」で、また揉める、
血が流れると困るからね。
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