久留米絣と女の底力
ときどき見るNHKの「イッピン」。 日本の優れた手仕事を紹介する番組です。 たまたま見たのは「久留米絣」の紹介でした。 私自身は、特別久留米絣に魅かれるわけではなく、むしろ、「少し野暮ったいなあ」と、済みません、こんなことを思っておりました。 でも、そのときに紹介されていた久留米が、あまりにキュートでした。 藍のなかに浮か水玉。 この生地をワンピースにしたものがこちら。...
View Article娘イベント・「大学は美味しい!!」に格子きもの
昨夜の東京、地震で大揺れしました。 びっくりしました。 関東の皆さま、大丈夫だったでしょうか。 毎年この季節に行われている娘が関連しているイベント「大学は美味しい!!」。 今年は、娘と一緒にいきました。 新宿のタカシマヤで6月2日まで行っています。 「大学は美味しい!!フェア」...
View Article娘のファッションショーに・気楽な型染め帯
パソコンの調子が悪くなってしまいました。 こちらも5年目。そろそろ新陳代謝じゃないけど、買い替えどき? 娘のイベントが続きます。 娘出演のファッションショーに行きました。 今回は原宿系。 渋谷はもうすごい人、人、人。 会場の某クラブもすごい人、人、人~~。 きものは完全ミスマッチ。...
View Articleミスマッチの場所でのきものー
若者の街、渋谷。 この街では、どんな恰好をしても、何をしても、人は気にしません。 そこが若者にとっては居心地がいいのかも。 もちろん、嫌がる人も多いけど。 ワタシも苦手。 娘のショーが終わったあと、司令塔?となった母は、友人たちを引き連れてカフェへ。 若く可愛い女性や男性は顔隠し。 ファンが殺到するといけないからね。 娘は、ほかの友達と~~。...
View Article女は女装で遊ぶ。
東京は久しぶりの雨です。 いきなり涼しくなり、今度はそちらで体調崩さないようにしないとね。 顎関節症になって医科歯科大にいきました。 顎関節症を完治させるのって、保険きかないのね。 きく方はあまり効果ないんですって。 元気になるってお金かかる~~? 待ち時間に何冊か本を持っていきました。大学病院だからね。 そのなかの一冊、「女装する女」(湯山玲子著・新潮選書)...
View Article懸念のブルー唐草帯コーディのお手本
打ち合わせにお出かけ。 使ったのは、懸念のブルーベースの唐草帯。 というのは、この帯、きもの熱の初期、まだ帯もロクに締めることができないときに購入した二部式なのです。 ところが、どんな風に締めても形が決まりません。 「二部式のかんたんな作り方」で紹介した帯です。 色合いもシブくて素敵なのですが、明るい着物、帯がきもの、帯だと思い込んでいた紫苑は、 どのきものに合わせてもピンとこない。...
View Article木綿きもの&ダンガリーを洗う
先日渋谷で着用の木綿きもの、渋谷の汚れと匂いを落とすために洗いました。 このきものは、二年前に結城の里に行ったとき以来。 「そうだ、結城の里行こう」 その前は5年前。「5年後の自分を考える」 そのときは、自分で洗うなんて考えもせずに、 クリーニングにだそうかなあ、と思いながらずっと仕舞ってあったのです。 渋谷の匂い落とすためにも、そろそろ洗ったほうがいいよねということで。 じゃぶじゃぶ。...
View Article蚊絣の「蚊」って、そういう意味なのね
今月の「婦人画報」(8月号・ハースト婦人画報社)は、「日本の手仕事、世界へ」という手仕事特集。 この号のきもの紹介は「能登上布」 市川実日子さんが着る上布。 地味ながら素敵。 この上布の模様、雪輪なのですが、この雪輪が蚊絣の集まりでできているそうです。 すごいね。 蚊絣とは、皆さんご存じのように、「蚊」が飛んでいるような模様で作った絣模様。...
View Article「母としての着物」、何を着よう
このところ、家族イベントが続いています。 家族で遊んだり食事をしたりするときには、自分の着たいものを着ているのですが、少し気の張るイベントがこれから先、少し増えます。 「母親としてのイベント」です。 いわゆる社会的な立場としての母、ということで、いつもとは少し違って、ワタシでも気を遣わなきゃね、というところ~~。 私はいいけど、娘や息子の「社会」が入るとなると、少しは考えないとね。...
View ArticleIKKOは一日にして成らず-完璧な美を目指す
たまたま点けたテレビにIKKOさんのきもの姿が。 NHKのスイッチインタビュー「達人達」(土・午後10時)。 IKKOさんとブライダルの桂由美さんがお互いをインタビューしているのですが、ここではきものに焦点を当てましょうか。 桂さん家に尋ねたときはシルバーの訪問着。 こちらはうまく写真が撮れなかったけど、自分の家に桂さまをお招きしたときのきものは紬。 結城でしょうか。最近少し太ったね。...
View Article花織紬&更紗・友人と
久しぶりに友人からお誘いがあり、買い物がてら食事をしてきました。 このところ,いつものきもの友達とはタイミングが合わず遊べない日が続いたので嬉しいです。 相手は洋服なので、写真も撮らず、おしゃべりに花を咲かせます。 赤茶の紬、といってもとても薄い単衣。ところどころに花織が散らばっています。 クリーム地の木綿更紗。 漢方染めの群青の帯揚げ。 青磁色の帯締めに七宝の帯留。 襦袢は木綿半襦袢です。...
View Article76歳のリアル?-紅雲町のお草
関東は梅雨入り 顎関節症、二回目の治療、大学病院の待合室は居心地がいい。 エアコンも適温。 いくらでも本が読めます。 趣味は大学病院での読書、なんてことになるかも。 前は「女装する女」(新潮文庫) 「女は女装で遊ぶ」→前に病院で読んだ本。 今回読んだのは、「紅雲町珈琲屋こよみ」の原作「萩を揺らす雨」(吉永南央・文春文庫)。 「タ0タ0ママさん」に教えてもらいました。...
View Articleグレー紬にチェック帯・所用で後楽園
所用で水道橋から後楽園界隈に行きました。 人に会うのできもの。 グレー単衣紬に自作のチェック帯です。 帯揚げはよく見えないけど、モノトーン絽ちりです。 ブルーの帯締めにガラスの帯留。 チェック帯は自作。 「読モ、若い人のライブにいく」のときに締めた帯。 行く途中に亀が歩いていました。 写真を撮ろうとすると、首を引っ込めて。 少し離れると、首を出して~~。 可愛いね。...
View Articleおーい、若尾文子さま~~・女性パーツの美しさ
若尾文子さまの映画特集が東京は新宿で開催されるにあたり、キネマ旬報が特集を組んでいます。 「若尾文子映画祭」(6月27日~。角川シネマ新宿」 仕事先のロビーで見つけて、パチリ。 20代の文子さま。 不遜にも、ワタクシ若いときに、この人、それほどきれいだとは思ったことないのです。 30年くらい前に、「鹿鳴館」のテレビドラマに出演のとき、故あって、近くで拝顔できる機会がありました。...
View Article簡単・前髪ふくらましお団子ヘア
年を重ねてくると、きものに限らずヘアはとても重要な要素になってきます。 もちろん若い人とてヘアは大切なのですが、年重ねると、少しの乱れでもグッと老ける。 その分わずかな気の遣い方で、ぐっと若返ります。 その要素の一つが「頭頂部の膨らみ」ですね。 ワタシク、この前髪をうまく膨らますことができずに、いろいろ学習しておりましたが、「な~~んだ」という簡単な方法を見つけて拍子抜けしております。...
View Article地味め大島&どちらが芭蕉布?
大人な所用があり、それほど暑くなかったので、地味め単衣大島でいきました。 浅葱絞りの帯揚げ。 紺青の帯締め。緑の石の帯留。 この単衣大島、それこそきもの熱の初期も初期に購入。 大島ってなんだ?っていうくらい知識のなかったので、勉強?のためにゲット。 あまりの地味さに破棄しようと思っていたのですが、「大人しめ」のきものを着ていったほうがいい場所なので、思い切って着用。...
View Articleグレー単衣紬を自分で洗う
先日着用のグレーの単衣紬、納めようと畳んでいたら、襟に汚れが! この紬二回しか着用していないのに、なぜだと思いながら、これはイカンと汚れを取ることにしました。 「上野公園・風俗資料館に」 とにかく、襟汚れを取りたい。 本当はベンジンとかリグロインなどを使えばいいのでしょうが、あいにく、持っていません。 薬局にもなかなか売っていないようで、ネットで買うしかない。...
View Articleオークションで売ってみた
これまでのきもの歴は、フリマやオークションなどでゲットするばかりでしたが、整理しなきゃということで今度は売ってみました。 「こんまり流のお片付け」によると、持っているものをすべて出して把握するというのが第一段階だそうですが、持っているきものを出すと収集つかなくなるので(単衣夏物だけでも50枚くらい?)ワタクシ流に整理することにします。 ここではきものに関しての話にとどめます。...
View Article「母のユウウツ」に利く?紫陽花きもの
このところブルーな気持ちになっています。 「子離れブルー」とでもいうべきか? 「子どもはさっさと離れるべきよ」と言い続けてきた母ではありますが、いざとなると、なぜかブルーな気分に~~。 単に梅雨のせいだと思いたい~。 その気分を吹き飛ばすべく、明るい紫陽花きものを着て、紫陽花を見に。 のれんで作った自作の麻帯。 娘の車に便乗、「ついでに写真撮って(笑)」...
View Article粋系・半幅結びのレッスン
半幅の季節がやってきます。 ワタシ、名古屋帯、袋帯とある帯のなかで半幅結びは一番苦手なのです。 どの本にもカンタンなんて書いてあるけど、結び目がすぐに緩む、後ろのおはしょりの線がきれいにならない。 名古屋や袋帯は、その点ごまかせますからね。 しかし、いい本を見付けました。 くるりのスタッフさんが出している「半幅帯の本」(大竹恵理子著・河出書房新社」...
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